platycerium bifurcatum
photo by manuel m. v. 

ビカクが好きです。個性的な造形。樹上で一生を終える変わった生活環。
原種、交配種、実生選抜などなど様々なバリエーション
デカいやつも好きです。やはり大きいと迫力が違います。そしてかっこいい。

つまりデカいビカクシダが欲しいのです。
DSCF4708
ビフルカツムとウィリンキー。9月撮影

私の観測範囲ではグランデが最大という主張を時々見かけます。
アジア系大型種の中でも比較的見かけるのもグランデかなと。
(グランデ、スパーバム、ホルタミー、ワンダエ、コロナリウムの5つ)

でもビカクのWikipediaにはこう書いてある。
最大の種(オオビカクシダモドキ)では4mに達することもある

オオビカクシダモドキとはコロナリウムのことですから
コロナが最大種という含意として読み取っても構わないでしょう。
しかしこちらのサイトではワンダエが最大種と書いてある。一体どれが真実なのか…。

コロナは胞子葉の長さだけで見たらビカク最大だと思います。相当伸びるみたいですから。
(2m~3m?環境にもよるみたいです。これも文献によってまた違う…)
2番はアンディヌムでしょうかね。
ウィリンキーをさらに引き伸ばしたようなビカクですけど胞子葉がよく伸びます…( ˘ω˘ )
少しずつ大きくなってきましたよ。

でもぼくが知りたいのは縦と横にデカいものなんです。
ということで縦長のコロナとアンディヌムは除外。

つまりグランデとワンダエになるわけですがどっちが大きくなるんでしょうかね?

日本語だと情報に乏しいので翻訳駆使して
英語圏のサイト彷徨ってみたんですがやはりワンダエ優勢かなと。

両者ともに最大級みたいですがワンダエのほうが
グランデに比べてほんの少し大きくなるみたいです。

とはいえ環境の要因が大きいみたいなのでなんともですね。
やはり手元において栽培しないと…。

結論としてそれぞれ理想的な環境で育てた場合
ワンダエ>グランデ≧スパーバム>ホルタミーと言ったところじゃないかなと推測してます。

ということでおそらくワンダエが最大だろうと。
なのでゆるゆるとワンダエ探してみようかなと。できたらホルタミーも欲しいですね。
スパーバムは今うちにある子がグランデなのかスパーバムなのか
未だにハッキリしないので確定してから探すつもりです。

グランデ、ワンダエに比べたら小型ですがその分スッキリした見た目で気に入ってます。
サイズがちょうどいいよね(  ˘ω˘ )

まだまだ栽培環境もありますしね。大型種並べて検証して見たいなあ。
結果が出るのは数年後だと思いますが…。まあのんびり行きましょう。

ではでは
今回はここまで。ノシ

参考リンク 
Hobbyist's Guide to Identifying Platyceriums

英語ですが原種、交配種、実生選抜等々図説付きで解説されています。
特に巨大種4つの見分け方とてもわかりやすい。
栽培の情報はあちらとこちらで環境が全然違うのであまりあてになりませんが見分け方に関しては随一。オススメ。