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雪白した射影

趣味についてあれこれ書き連ねる備忘録

生物観察

どくだみ

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Houttuynia cordata

身近な雑草の代表格。梅雨を告げる雑草でもありますね。
確かに雑草なんだけど花は綺麗だし食えるしお茶にもできるし何かと面白いくさだと思います。
栽培しても面白いかもなあと思ったことも1度や2度じゃないです。結局栽培しませんでしたけどw
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花時はなかなか綺麗。目を止める価値あります。
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そういやカラーリーフのドクダミあるらしいっすね。シェイドガーデンに植えるのもアリだと思います。とはいえシェイドガーデンの王者、ギボウシを倒すのは容易じゃないでしょうが。
隙間を埋めるイメージでドクダミ使うならアリかもですね。
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ちょっとめずらしい5枚葉のドクダミ
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こっちが通常個体。通常個体は十字架のような花弁なんですが今回見つけた個体はダイモンジソウみたいな花弁になってますね。面白い。八重咲きのドクダミはポピュラーですが五枚葉の個体は珍しいのでは?wまー、見つけたからどうということではないですけど…。雨で気分もうつむき加減な梅雨。足元に目を凝らしてみると少々面白いものが見つかるかもしれません。

今年もカジカガエル

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今年もカジカガエルを見に某渓流に。
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Buergeria buergeri

カジカガエル(のオタマジャクシ)発見です。
なぜか成体は見つけられないんですよね。全く見つからないというわけではないですが遭遇率がめちゃくちゃ低い。だけどオタマジャクシはいるし鳴き声も聞こえてくる。
なので生息はしているんでしょうね。数は少なくなったと思います。昔はもっといましたから。
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こうしてみると実に渓流の模様に溶け込んでいます。ちょっと目を離すとわからなくなりますし。
実際オタマジャクシをみつけるときってそこそこ苦労します。ジッとされると全くわからない。
まあこの子達は近づくとすぐ動くので大抵分かるのですが…w

生まれたばかりの子は目立ちますね。真っ黒ですから溶け込んでない。
ある程度大きくなって模様が出てくるとわからなくなる。
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今年は遅めの観察となってます。例年4月後半~7月前半ぐらいに産卵するみたいで。
今年は6月なので早い個体はもう上陸してますね。オタマジャクシも気持ち大きめです。
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遠目だと地味ですね。(近づいても地味だって?)望遠レンズが欲しい。
ちなみにこの記事の写真は全てオリンパスのキットレンズで撮ってます。
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渓流性カエルってすごく魅力的なジャンルだと思うんだけど人気ないのかなあ。
みんな華美なヤドクガエルに向いてますよね。まあぼくも金があればヤドクやりたいです。はい。

一時期カエル熱すごく高かったんですけど今はすっかり消沈してしまいました。
すごく好きなんだけど面倒見れないから。なにかしらツリーフロッグ飼いたいとは思ってますけど。
たぶんアカメアマガエルとベトナムコケガエルにするんじゃないかと思う。
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国産種も好きなんですけどね。場所がないからきっともう飼わないと思う。
むかしカジカガエルのオタマを拾ってチャレンジしたことがあったんですが結局上陸すら出来ないまま殺してしまいました。高水温が悪かったのか濾過が徹底できてなかったのか、今となってはわかりません。ただ殺してしまった子たちは悪いことをしたなと。それ以来カジカガエルの採集は止めて観察だけに留めています。
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カジカガエルですけど渓流の中でも流れの緩やかの環境に生育してます。勘違いしてほしくないのが止水ではないということです。あくまで緩やかに澄んだ水が流れていて真夏でも涼しい環境。溶存酸素量も高いでしょうね。エアレーションは必須でしょう。

流れの早いところにも生息しているといえばしているのですが急流はそこまで好きはないらしい。
口に吸盤が付いてるといえども得意ではないらしくたまに流されてる個体を見ます。
何ごとも程々にってことでしょうか。
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カジカガエルも準絶滅危惧種なんですよねー。モリアオガエルほどではないにせよ数は減ってます。国産種も採集だけじゃなくてヤドク並みにコンスタントにブリードされるようになるといいんですが。難しいからなあ。もし国産のカエル飼う方がいたらぜひ繁殖にチャレンジしてほしい。いま身近なところに生息しているカエルたちもいつ姿を消すかわからない。残念なことに刻々とカエルたちは姿を消している。絶対にしろとは言わないですけどね。出来たらチャレンジして欲しい。そう思います。

書くこともなくなってきたのでこのへんで終わりにします。
カエルネタはもうちっと増やしていきたい。それでは。

並アゲハ

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Papilio xuthus

アゲハチョウの二齢幼虫。たぶんね。昆虫分野は明るくないもので。
ユズの木にくっついてるの見つけました。かわいいですね~。
通常なら取っちゃうんですけど、せっかくですし観察してみることにしました。

最近バタフライガーデンなるものに興味がありましてね。
そこに現れたこのアゲハチョウ。丁重に迎えるしかないじゃないですか。
丁重に迎えると言っても駆除しないだけです。見守るだけ。
ユズには悪いですけどしばらく観察させてもらいます。


ところでアゲハチョウの学名ってパピリオなんですね。まんまじゃないかw
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Citrus limon

柑橘類つながりでレモン。学名で言ったらコイツもまんまですね。
去年の雑な管理で葉っぱがボロボロに落ちてます。すまぬ…。

あと今年初開花しました。やったぜ。今年で3年目なのかな?
買ったときほそーい1年目っぽい苗でしたし。
結実しても困るんで1つだけ残して摘んじゃました。今年は養生させて樹形整えたい。

果樹もねー好きなんですけど場所がないのでレモンだけ育てようかと。誰かにあげる予定。
余裕があったらもうちっと柑橘類育てたいですな。


アゲハがチョウになるまでは更新する。…と思う!気力が続けば!
あと外にいる子を観察するだけなのでもしアクシデントがあれば観察は中止です。
チョウになった姿を拝めるといいですねえ。

ニホントカゲ

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Plestiodon japonicus

まだ幼体。メタリックな光沢を放つ青い尾が目を引きます。
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しかも再生尾じゃない。これは観賞価値高いですよ。
肥料の袋に落ちてるところを捕まえました。
せっかくなので撮影の練習に付き合ってもらうことに。

一瞬飼おうか思案しましたがぼくは爬虫類はもうやらないと決めたので…。
(既にシマヘビくんとミシシッピニオイガメがいるからね。もう増やさない)

友人が欲しがってたので近い内に引き渡します。

アマガエル

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凛々しい。梅雨に近づくに連れ増えてきました。
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別個体。

タマゴかオタマかカジカガエル

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一昨日、川へカジカカエル観察しに行ってきました。
この日の気温は5月なのに真夏並みでとにかくクソ暑かったです…。
ホントに暑くて川で泳いでやろうかと思いましたもの。
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水面はとても静か。せせらぎが冴え渡ってました。
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Protohermes grandis
ヘビトンボの幼虫。実は食えるらしい。
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ここで1時間近く探してみたんですが、オタマが1,2匹しかいないので上流に移動。
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この写真結構気に入ってます。春に撮ったら桜が映えるんだろうな。
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Buergeria buergeri
カジカガエルのオタマジャクシ。
上流に移動してすぐ発見。岩に張り付いてました。
そこそこ大きかったですね。2cmぐらい。生まれて2週間程度かな

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泥に塗れるオタマジャクシ。1.5cm程度
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同じく1.5cm程度。
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ちなみにカジカガエルのオタマジャクシがよくいるところはこういうところ。
渓流に住むカエルとは言え、流れの早いところにはいません。
比較的ゆったりとした流れがあり、水が綺麗なところに固まってます。
藻類食べるので良質な藻が生えてるところ探すといいかも。
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実は泥が舞い上がった下にわんさかいます。
渓流でなにか動いたらじっと待って目を凝らすのもポイント。

あとは石をひっくり返すとか。
たまにテナガエビとかヨシノボリが出てくることもありますね。
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見事な保護色
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一番大きな個体、3cm程度。
この大きさなら6月の中頃には上陸してそう。
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カジカガエルのタマゴ。
この種のタマゴを見たのは小学生以来じゃないかな。
見つけたときには思わず声が出ました。
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カエルの視線で撮ってみた一枚。たぶんこんなかんじ
どうせこの視線で撮るなら魚眼使って撮ってみたい…。
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以上で終わりです。

残念ながらタマゴとオタマは見つけたものの、カエルは見つけることはできませんでした。
むかしはもっといたんですけどね。
数が少なくなったのか、はたまた勘が鈍ったのか、あるいは両方なのか…。

もうちょいレッドローチが繁殖したらまたカジカガエル育ててみたいなあ。
夏辺りに上陸して数週間のやつ捕まえてね。


ノシ

田園地帯でつかまえて

ということで本日も性懲りもなくカエル観察です。
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今回はこちらの田んぼ。
前回は地元の南東部の田んぼでしたが、こちらは北東部に当たります。
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アマガエル見つけました。
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こんなところで。本来ならば稲に捕まって過ごすのでしょうがまだ水張ってませんからね。
畝に張り付いてるようです。しかしよく化けてます。一瞬騙されました。
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こちらも畝に張り付いてます。
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めり込んでますね…。しかもなかなか肥えてます。
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なかなか渋い色です。色見本で言えば深碧色が一番近いかな?
ほんと渋いです。かっこいい。
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ほんと渋くてかっこよかったので飼育用に捕獲するか悩んだんですが
逃げられてしまいました。惜しかったなあ…。
こういうのって一期一会なので深追いはしないようにしてます。
それに本当にレアなカエル(アルビノみたいな色彩変異とか)なら脊髄反射で捕まえますしねw
また会えたら良いなあ。

ノシ

グレート・シュレーゲル

昨日の夕方、そろそろ田んぼに水張った頃かな?と思いカエル観察に言ってみました。
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既に植えられたと思ってたんですけどねー。残念ながらこんな感じでほとんどカラカラ。
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先日の大雨が残ってる田んぼ発見。水はけ悪いんだろうな。田んぼだし。
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田んぼの表面。ドロドロですな。
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探してみると小粒のオタマジャクシがいました。
ちょっとわかりにくいですけどたくさん写ってます。保護色ってやつですね。
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オタマと一緒にシュレーゲルアオガエルの卵も発見。
シュレの卵見るのは初なのでかなり嬉しかったです。
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卵の下にはたくさんのオタマ。ヨーサック背負ってますね。かわいい
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生まれたばかりのシュレは白いです。もうちょっとしたら茶色になるのかな?

今度来るときはシュレの生体拝みたいですね~
見れるかな?

ノシ
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