1:

雪白した射影

趣味についてあれこれ書き連ねる備忘録

ファレノプシス

ラン咲き始め

DSCF5136
Den.nobile Green ai

冬ですがランが真っ盛りです。
というかぼくが育ててる子達は秋に花芽伸びるものが多いので至極当然。

上の写真はちょうど去年のこの時期に買ったグリーンアイ。
清楚な白い花に緑のワンポイントが映える強健種です。
ノビル系で一番普及してる子じゃないでしょうか。あちこちで見かけます。
セッコクの血が入ってるので小型で低音にも強いです。
適当に育てても花咲きますしね。らくちん。
強い、安い、綺麗の三拍子揃った銘花です。デンドロ入門種にいかがでしょうか。
DSCF5146
DSCF5153
Dtpl. Puple gem.

今年の1月に見切り品で買った子。満開はもうちょっと先かな。
小さい花がプチプチと連なるタイプのコチョウランです。可愛い。
DSCF4981
2ヶ月前の写真。ちょうど開き始め。なかなかの花持ち。

そういえばパープルジェムを検索すると花色に幅があるのですがどういうことなんでしょうかね。
pulcherrima と equestrisをかけた個体をパープルジェムと呼称するのでしょうか。
わたし、気になります!
DSCF5159
DSCF5166
こんな感じでくるっと巻いて吊るしてます。この方法だと根腐れしませんし見た目も生育も良い。
ただし活着するまで潅水頻度とトレードオフなので…。
ご自身の環境と照らし合わせてみてください。ほんと活着するまではそこそこ大変です。
DSCF5169
Aliceara Tahitian Dancer 'Lambaba'

これも今年の1月にホムセンの見切り品ワゴンにて買った子。咲き始めました。
暑さに弱いことを抜けばなかなか強いですね。やはりオンシ系っぽい花です。
DSCF5170
これは蕾。この状態からしばらくすると上の画像に。
パープルジェムと違って深い紫ですね。
DSCF5167
本体がコレ。にょろ~んって伸びてるのが花芽。オンシ系は置き場に困りますな。
潅水のときも花芽を折らないようにしなければならないので大変。
DSCF5172
根っこ。流木につけて3ヶ月ほどですけど少しずつ張り付いてきました。
DSCF5188
Dtps.Queen Beer 'Mantenko'
花は咲いてませんが蕾出てるのでついでに。
パープルジェムより遅れて出てきました。こっちのほうが性質弱い感じ。
ジェムはプライマリー交配なので強いのかな。
DSCF5204
DSCF5203
この時期の悩みのタネ。胡蝶蘭の葉が割れる。湿度不足なのはわかってるんです。
マメに葉水もしてるんですがそれでもダメ。対策考えないとですね…。
DSCF5202
根も夏と比べるとゆっくりですが動いています。水を上げると反応しますしね。
今年の冬もなんとか越えられそう。
DSCF5208
室内で他のランと一緒に管理してるフウラン(Vanda falcata
余談ですが海外ではサムライオーキッドと呼ばれてるらしいですよ。

今咲いてるランは3つ。
他のランもぼちぼち花芽が出てきたので今年の冬はそこそこ楽しめそうです。
またランが咲いたら更新したいと思います。それでは。ノシ

着生ランこれくしょん

本日は着生ランです。
いつかやろうと思ってました。やるやる詐欺じゃないです。

実のところわたくしが下手くそ過ぎてランがポンポン枯れてましてねえ…。
出入りが安定しないのですよ。
とはいえなんとか1年近く維持できてますし、そろそろご紹介させていただきます。
DSCF4629
Doritaenopsis. purple gem

Dor.×Phal. equestrisで出来た属間交配種です。ドリテノプシスとかいうらしい。
交配種らしく紫の花です。

たぶん今年のはじめ頃に買ったやつ。
確か見切り品の中から調子良さそうな個体適当に見繕って買ったやつがこれだった気がする。
極めて強健で初心者の方にオススメ。
冬に葉っぱ切って数枚落としてしまったんですけどそれでも生きてる。
夏になったら調子も戻りました。めっちゃ強い。
DSCF4628
花芽も出てきました。楽しみです。
DSCF4658
Doritaenopsis.Queen Beer ‘Mantenko’ 

これも上と同じく属間交配種。練習用として買いました。見切り品500円。
買ったときは状態良かったんですけど冬にガンガン葉っぱ落として一枚に:;(∩´﹏`∩);:
でもなんとか耐えて夏になったら葉っぱ出してきました。ファレノは難しいですね。
DSCF4657
花芽っぽいやつ。楽しみだなあ。
DSCF4659
Aliceara. Tahitian Dancer 'Lambaba'

これも交配種。確かオンシ系。
ウィキペディアによるとBrassia、Miltonia、 Oncidiumの交配種らしい。3属間ですね。

ちなみにこれもホムセンで見切り品として買ったやつです。
買ったときはバルブがシッワシワで今にも死にそうだったんだけど
3月頃に水をやったら膨らんで復活しました。

暑さはそんなに好きじゃないのかな?最近はあまり調子よくないです。
遮光強めのほうが良いかも。これも強健で初心者にオススメのラン。
ただ売ってるとこ少ない上にマイナーなので情報がないとこがネックです。

ちなみに紫色の花が咲きます。気になる方は学名でググってどうぞ。

追記 学名が変わったらしく旧名はGoodalearaっていうらしい。
コレでググるといくつかサイトが出てきます。情報探してる人は旧名でググると良いかも

DSCF4656
 Pleurothallis. ghiesbreghtiana

原種のランです。最近流行ってる(?)らしいプレウロタリス。クールオーキッドです。
購入時はもっとモッサリとしてたんだけどボロボロになってしまった。
暑さにも弱く冬もよくわからん理由で葉がポロポロ落ちる…手がかかるやつです。

葉っぱは多肉質で肉厚です。夏は腰水してやると調子がいい。
アクアテラとかパルダに使えたら面白そうだなと思って買ったんですがね…。

よくよく考えたらランってメタハラ無いと無理っすよね(´・ω・`)
メタハラ用意できてクーラー使える環境なら向いてると思う。
そこまで知識ある人ならこんなページ見ないだろうけど一応。

しかし湿度の高い環境に生息しているランですし
(プレウロを始めとするクールオーキッドは雲霧林の個体が多い)
霧が濃いということは日光も乱反射するはずですからそこまで光を必要としないのかもしれません。
雲霧林に立ち入ったことないのでなんともですが試す価値ぐらいはあると思います。
どなたか物好きな方がいらっしゃったら是非試してみてください。ぼくは予算の関係上無理です(´;ω;`)


花は稲穂みたいなやつが咲きます。可愛くはないです。
DSCF4678
Dendrobium.Angel Baby ‘Green Ai’

みんな大好きノビル系デンドロビウム。
その中でも超定番グリーンアイです。白い花に緑のスポットがブチッと入る可愛らしいやつ。
性質はとにかく強健。低日照低温下でも余裕で耐える(ランの中では)
花も綺麗。迷ったらこれ買っておけというぐらい強い。マジでオススメ。

小型かつどこでも手に入るのもメリット。
セッコク並みに小さいからヘゴにつけても行けそう。
DSCF4682
Dendrobium.Himezakura‘Sanokku’

続いても小型ノビル系デンドロビウム。
これも小型の交配種で白いフリルがついた花が咲きます。中のスポットは赤く色づくタイプ。
桜の名に恥じない優秀な品種です。桜色に染まるところが頬を染めた子供のようで愛らしい。

これも上のグリーンアイ並みに丈夫。
かなり雑な扱いしてましたが少し葉が落ちるぐらいで済みました。
低温処理しなくても咲くらしい。手間がかからなくて良いね。
DSCF4680
Dendrobium. maloflake higashiyama

つぎはちょっと大きいです。紫色の花が咲くデンドロビウムです。
これは上記のデンドロに比べるとちょっとめんどくさいかなあと思いますが
それでも簡単なランだと思います。
たぶんぼくが下手くそなだけなので普通の人が栽培すれば特に問題なく咲くと思う。

ちょっとでかいので同じ値段なら小型系品種買ったほうが良いかも。

DSCF4679
Dendrobium.Yellow Song'Candy'

黄色咲きの有名品種イエローソングキャンディです。
黄色いデンドロが欲しくて買ってみた!
バルブにブワーッと花がついて咲くのでなかなか綺麗。
性質もなかなか強い。手間がかかりません。低温処理もいらない素晴らしい!

欠点としては小型品種ではなくてそこそこ大きいこと
それとバルブ付け根が細くて安定感がないことでしょうか。

意外と重要な点だと思います。少なくともこの大きさじゃヘゴに付けても手間がかかりますし
付け根の安定感がないのでなおさら。バルブも折れやすい。

右の曲がったバルブは台風の日に折れたやつですね…。切り取るか迷ってます。
今回の台風も強風とかなんとか。バルブ折れなきゃ良いんだけどなあ。

DSCF4681
Dendrochilum. uncatum

これも見切り品として買った気がします。デンドロキラム属です。原種。
なんとか復活させようと試みてますが難しそうですね…。
一応根は動いてるようなので上手くやれば復活しそうですが。

今思うと購入後のケアがまずかった。
どうやら水が好きなランらしく乾かしちゃいけないらしいんですが
バリバリ乾かしてしまいましてね…。
せっかく発根してた根にも大ダメージ。
最近ひたすら水ぶっかけてるのでまた発根してきましたがが…
冬までに復活は難しいかもしれません。

見切り品でも結構耐えてるので性質は強いランだと思う。
小型ですしヘゴ付けにしたら面白いかも。
DSCF4660
Neofinetia. falcata (Vanda falcata)

ラストはみなさんお馴染みフウランです。今はバンダ属らしい。
ちなみにこれは奄美フウランとして買いました。普通のやつとどう違うんだろうね。

たぶんウチで一番が手がかからないラン。
低温にも耐える。根腐れもしません。ホント適当な管理でスクスクと育つ。
こういうところ見ると日本のランなんだなあと感心します。

去年小さい苗買って今年で2年目。
そこそこ大きくなってきてるから来年には咲くと思ってます。
楽しみですねー。どんな花が咲くんだろう。
DSCF4683
こういった木陰で食虫植物と一緒に育ててます。食虫と環境似てるからねランは。

以上、我が家の着生ランでした。
ほんとはもうちょいいたんですけどね、枯れてしまったのでね…。ランは難しいですな。
強いランもいっぱいいるので初心者の方はそういうランを選ぶと良いと思う。デンドロとか。

植物の中では着生ランが最も好きなのでもっと増やしたいなと思っています。
カトレアとかセロジネとかね。オンシも欲しいし原種デンドロとか原種ファレノも欲しい。
キロスキスタみたいな変なランも欲しいし富貴蘭とか長生蘭みたいな伝統種も欲しい。
ランは種類があって目移りしちゃいます。たーのしー!
ウチの環境にあったランから少しずつ増やしていきたいですな。

ではではでは!今回はここまで。皆様台風にお気をつけください!
では!ノシ

台風一過後

先日、直撃した左曲がりの風変わりな台風。
わたくしが住んでる静岡に大打撃。
DSCF4320
DSCF4321
以前紹介したトマトです。支柱立ててなかったので見事になぎ倒されております。
幸い折れてはないようなので。実が少々吹き飛んだ程度でしょうか。
DSCF4322
アデニウムと実生ラメラモ。こちらは無事でした。
DSCF4323
タニサボと着生ラン置いてるところ。
バランスが悪い鉢が倒れて壊滅的です。特に着生ランのところが酷いかな。
DSCF4325
意外にも耐えたサボテン。赤玉土のおかげですかね。
DSCF4326
吹き飛んだやつ。左が満天紅。右がポリゴナ。
DSCF4324
多肉置いてるとこ。こちらはグリーンネックレスが倒れたぐらい。
DSCF4327
DSCF4328
バラとユリ置いてるとこ。チラも置いてある。
ybrもだいたいここに止めてる。
石で固定しておいたんですけど甘かったみたいで朝見たら倒れてました。
若干マフラーに傷あり。ちょっとショック(´・ω・`)

バラとユリは鉢が倒れた程度。チラはイオナンタが吹き飛んだ…:;(∩´﹏`∩);:
DSCF4329
一番の古株クッカバラ。台風の前日に植え替えたところ見事に倒れてました。
重心高いし根付いてないからね。しょうがないね。
DSCF4330
戻したの図。

台風の被害は以上。
重心高い植物は予め対策しないとダメですね。気をつけよう。
今回はこれにて。ノシ
プロフィール

暇魚

アクアリスト/園芸家
ギターを嗜むサメ

ブログバナー
ブログランキング
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

FLAG counter
Flag Counter
記事検索