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雪白した射影

趣味についてあれこれ書き連ねる備忘録

パキポディウム

【終了】2023秋ヤフオク出品のお知らせ



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 出品しました。今回は塊根植物の3点セットになります。個別に出品するのめんどくさかったからセット

1円スタートなのでそれなりにお買い得だと思います。今回は鉢ごとではなく抜き苗なのでご注意ください。ちゃんと夏場直射日光に当てて鍛えたので抜き苗発送でも冬越せるはずです。

オークションはここからです。よろしくお願いします。

2023/10/13追記

終了です。無事ご落札いただきました。入札していただいた方々ありがとうございました。

塊根植物の現地球について

はじめに断っておきます。愚痴です。

最近X(旧Twitter)で植物好きの方にフォローされることが多いです。

ダウンロード
これね

で、プロフィール覗いて見るんですよ。そうすると大体グラキリスの現地球かパキプスの現地球が鎮座してる。本当に最悪。申し訳ないんですけど片っ端からブロックしてます。

最近特に酷いなあと思うのが初心者と思われるアカウントが片っ端から現地球買ってるところ。コロナ前は塊根ブームも落ち着いてて現地球から実生株へシフトした感じがあったんですがコロナ以後、特に現地球ブームが再熱してるなあという気がします…。特にギラウミニアナ。前はこんなゴロゴロ現地球が入ってこなかったと思うんですが最近ヤフオクでめちゃくちゃ見る。最悪。引っ越してから2年ほどゴタゴタしてたからこの間は知らないんですがまー2年前より酷いですね……。
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映ってる多肉はぜーんぶ実生

初心者の方々が現地球を3年以上維持できる確率は50%もないと思います。やめましょう。わたし個人としては現地球栽培を全て否定するつもりはないです。このブログを見てもらえばわかりますが私もステファニアの現地球と思われる株所持してましたし、私自身現地球好きです。(ステファニアの実生とかきいたことないからたぶん現地球)今は一切持ってないですけどね。それに大半の植物は現地球を輸入して種を採るところから始まるでしょうし。

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Major threats are habitat degradation, fire, collection for the horticultural rade.
The continuing decline qualifies it for Critically Endangered.

パキポディオイデス減少の主な原因は生息環境の悪貨、火事、園芸目的の採集
絶滅危惧2類
(絶滅の危機に瀕してます)
引用元 https://www.llifle.com/Encyclopedia/SUCCULENTS/Family/Euphorbiaceae/25960/Euphorbia_pachypodioides

ただ百歩譲って成長が遅いパキプスみたいな灌木系の現地球買うならわかりますが、栽培メソッドが確立されてるパキポの現地球がゴロゴロ輸入されてるのは意味がわからないし、それを買う初心者もわからない。買う前になぜ現地球がタブー視されてるのか下調べぐらいしたほうがいいと思います。

あと流行りのLED栽培、これも水草やサンゴ、それに類する熱帯植物でやるならともかく砂漠の植物に適用するのは正直まだわからないところが多すぎて勧められないですね。やるとしてももっと実生株で実験してデータを取ってからのほうがいいんじゃないでしょうか。

現状のパキポの栽培メソッドもなぜだかわからないが、外だと形良く育つということがわかってるだけでどの要素が作用してるのかわかっていないのです。

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記憶に新しいサボテン盗難事件。当時はかなり炎上してました
引用元 https://www.gizmodo.jp/2021/07/cactus-overhunting-spreads-on-social-networking.html


話ズレましたが、要は最初は現地球買うな、実生株やれ。と私は言いたい。


こういうこと書くと新規が参入してこなくなるなんて言われそうですけどたぶん新規が参入してこないほうが自然だけ見たら平和です。そうなったら商業的には利益でないでしょうけど。まあそもそも現状の薄利多売のビジネスモデルでは成長が遅い植物を営利目的で栽培することに無理があると思われます。実際温室育ちの株とか外に出すとすぐ形崩れるしね。

わたしが現地球買わないのは植物は野生のままが一番美しいと思ってるから。だから実生株だけ。そもそも本当に現地球が認可を得て輸出入されてるかわからないですしね。実際明らかに盗掘じゃね?って個体がヤフオクにたまに流れてたりします。

幸いそういった個体を育ててる方はまだ見たことないんですけど、探せばいるんだろうなあと。こういったことを考えただけでイライラします。ともかく現地球というのは色々な意味でリスクが大きいのです。全く持って初心者向きじゃない。まずは実生株で腕を磨いてからでも遅くはないはず。

本当に再三になりますが、ろくに育て方わからんなら現地球は買うな。以上。



この記事読んで実生を始めようかと思った方向け

死骸

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アデニア・グラウカです。明らかにやばい雰囲気漂ってますが違和感わかりますか?

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軽く触っただけでボロボロと崩れ去りました。夏場蒸すとこうなります。お盆前後に葉が垂れてたら要注意。というか蒸れてて助かった試しないです。毎年お盆前後の時期は風が凪ぐためかめちゃくちゃ蒸します。それで弱ってる植物が死ぬ。

明らかにグロ画像なのでどうしようかと思ったんですが当ブログを読んでくださっているニッチな読者の方々のために載せてみました。特に夏のダメージはこの頃から徐々に出てくるので注意したほうが良いです。




これも同じ原因で死んだ個体。弱ってじゃなかったですけどね。調子良かったんですけど成長点が分岐した年で、葉が大変密集してたのでそこから蒸れて死にました。完全に事故でしたね…。嫌な事件だったなあ。

最近ブログで公開してるグラキリスはこの子の兄弟です。選別漏れです。選別漏れといってもレベル高い集団だったので鍛えたらちゃんと標本株にできそうだなあと思って育ててます。

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これは最近買ったばかりのブレビカウレ。よく大量出品してる業者から買ったものですが腐りましたねえ……こうやって腐るのは3回目なのでもうあそこから買わないと決めました。ブレビカウレだけは多少高くてもしっかり硬作りしてるとこから買ったほうが良いです。特に私みたいに直射日光に当てて雨晒しが基本の方。絶対にちゃんとしたところから買った方がいい。温室育ちは絶対腐ります。


賢明なる読者の注意喚起となれば幸いです。

雑記

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サウンデルシー6/26 ビスピノーサム8/6にそれぞれヤフオクにて入手

2年前に処分したパキポですがまた少しずつ増やし始めました。

理由としては

・南向きベランダでもゆっくりではあるが形良く塊根植物を育てられることがわかったこと
・引っ越し当初0だった資産が100万を超えるほど増え精神的な余裕ができた

といった2点が大きいです。特に後者はわたしの精神的な余裕の底上げに寄与してくれました。元々極貧生活を送っていたので生活水準が低く、普通に暮らしても10万近く貯金できるため毎月余剰資金をインデックスファンドや高配当に入れています。上下の変動があるとはいえ勝手に増えていくので気持ち的にはかなり助けられています。

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サウンデルシーは葉がウネるのが特徴。夏終盤でもないのにウネってない場合は日照が足りてません

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死にかけだったグラキリスもなんやかんや水吸って大きくなりました。順調に太ってます。若干徒長してる感は否めないもののこのペースなら来年か再来年には開花して綺麗に太りそうです。形崩れの心配はもういらないでしょう。

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見るたびに大根を思い出すのでパキポのことマダガスカル大根とかアフリカ大根って呼んでます

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左のアデニウムは今年の冬(2月頃?)にホームセンターで100円で買ったものだったと思います。試しに液肥ガバガバ与えて実験してたのですが随分大きくなりました。少なくとも横幅が2倍以上になってます。これだけ成長するなら剪定して作り込む植物に関してはもっと液肥やってもいいじゃないかなと。もちろん形崩れても嫌なので難しいところではあるのですが。

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よく見るアラビカムベースの雑種っぽいですね

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これはオベスムワイルド。上のアデニウムと比べるとぜんぜん違う。上は地上が太るけどこっちは地下しか太りません。やっぱり本物のオベスムっぽい。

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モンソニア(サルコカウロン)やエブレネウム

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今年初めて花が咲きました。枝もグイグイ伸びてます。

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気がついたら一番付き合いが長いパキポになってしまったエブレネウムです。そろそろ種から4年目でしょうか。雑な扱いにも耐えてくれてます。



ところで当ブログは来年11月で10周年となります。ダラダラ書いてるブログですが毎日人が来て栽培記事がよく読まれているみたいです。そこで今までここはから引っ越して植物の栽培やサンゴの飼育方法などをまとめたサイトに引っ越そうかと思っています。ブログだと栽培の解説とか書きにくいので。

サイトで栽培記事まとめてブログはサイトの日記コンテンツとして扱おうかなと。そうすればわたしも自由に書けますし見たい人は栽培記事だけ見れます。より興味があるならブログで日々の出来事を追ってもらえればと。

最近思いついて少しずつコーディングしてるところなのでまだまだ先だとは思いますが。一応来年を目処に移行するつもりです。移行時にはまたこちらのブログでお知らせします。

アデニウム・パキポディウムの1年間の育て方

本記事は私なりのパキポやアデニウムの管理方法をまとめたものになります。一応パキポ育てて5年経ったということで自分なりのまとめを踏まえて育成方法をまとめることにいたしました。当ブログを読んでくださっている皆様の栽培の一助になれば幸いです。

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衆目を引くためにあえてアデニウムとパキポディウムと銘打ちましたが塊根ユーフォルビア(ギラウミニアナ、パキポディオイデスなど)や低地アガベ(チタノタ、笹の雪など)にも通ずる栽培方法です。あくまで参考とし個々の状況に合わせて水やりや土の配合などの工夫をお願いします。

またこれはあくまで「日本国内で実生されたアデニウム、パキポディウム」へ向けての最大公約数的な育成方法を記載したものであり、いわゆる現地球や冬型のナマクアナム、高山性が強いブレビカウレに当てはめるには少々難しいと思います。ご自身の環境や栽培する植物に合わせてのアレンジをお願いします。

置き場所】

年数を問わず屋外の遮蔽物がない南向きが理想。光線は最低でも半日以上当てること。屋外で光線を当てられないなら栽培は避けたほうが無難。できることなら季節を問わず雨に当てるのが望ましい。塊茎(幹の部分)にも日照が当たるとなお良い。

【水やり】

実生1年未満の場合

皮膚が木化してない場合は水切れに弱いため春夏秋を通して基本的には腰水で管理する。おおよそ皮膚が木質化してきた頃を目安に少しずつ水を切り始め、秋の終わり頃に水を切る。冬場は8度以上を保ち断水。皮膚にシワが寄ってきたら水をやる


実生3年未満

芽出し時は表土が乾いて1日置いてから与える。気温が上がってくるにつれて灌水回数を増やす。夏場、特に真夏は表土が乾いた時点で与えて良い。この間に水を与えすぎると分頭の原因や棘の隙間がだらしくなく開く原因になるため締まった株が好みの場合は灌水回数を減らすのが無難


実生3年以後

開花してから分頭するタイプ(デンシフローラム、グラキリス、ブレビカウレなど)は順調に育っていれば3年目~4年目で開花することが多い。開花以後はある程度株も成長しているため株の大きさを見ながら少しずつ灌水回数を減らしていく。パキポの草体を触りほんの少し柔らかくなってる、あるいはしぼんでいる状態で水を与える。特に3年以後はある程度株が成長しているため多水多肥では徒長の要因となる。真夏においては蒸散が非常に早いため水やりに特に留意する。


【実生年数によらない普遍的な注意点】



・真冬は完全に断水すると細根が枯死し春からの立ち上がりが悪くなる傾向がある。シワが寄ってきたら表土をほんの少しだけ濡らして膨らむか様子を見る。水をドバドバ与えると根腐れの要因となるため少量が無難

・真夏は蒸散が非常に早い。3年目以内は水を切らさないのが無難。

・剪定する場合は真冬1月~2月辺りの休眠期に。成長期に切るとその分成長が遅れるし気温が高いので腐りやすい。


【土の配合】


これはパキポディウム、アデニウムに限らず、すべての植物に言えることだが適切な環境かつ水やりが適切であればどんな用度でも育つ。なぜその土を使うのか特性を考えて使うこと。

私がよく使う配合

実生初年度 赤玉土7:腐葉土2:鹿沼土1
実生3年まで 赤玉土5:腐葉土2:鹿沼土3
実生3年以後 赤玉土4:腐葉土1:鹿沼土5


【土の特性】


赤玉土 

保水性、保肥性バランスが良い。全ての植物の基本となる用土。これ単用でも構わない。


腐葉土

保水性、保肥性に優れた用土。他の用土に比べて微量元素がある程度含まれている。このため腐葉土を少量混ぜると赤玉土単用に比べて根張りが格段に良くなる。そのため私はどの大きさでも常にある程度腐葉土を混ぜている。他の用土に比べて保水性、保肥性に優れるため大量に混ぜると水が滞留し形が崩れる要因となる。割合に注意すること。


鹿沼土

赤玉土と比べ保水性、保肥性に乏しい。性質としては軽石に近い。ふるいにかけ大粒のものを軽いし代わりにしている。また細かいものは赤玉土と混ぜ保水性を調整するために使用している。水の管理ができるならば使わなくても可。


まず赤玉土を基本とし、自分の環境を踏まえて腐葉土と鹿沼土を足すこと。例えば雨が多い地域であれば赤玉土が多いと水分過多となり形が崩れる要因となりえる。この場合は鹿沼土の割合を増やすことで解決できる。


植え替え

基本的には毎年桜が芽吹く2週間~1ヶ月ほど前に植え替える。国内実生株の場合は根が張るため多少大きめの鉢入れても問題はない。締めて作りたい場合は少し小さめの鉢に入れると根の関係上ある程度成長を抑制でできる。


オベスムやビスピノーサムなどの地中に塊根を作るタイプのアデニウムやパキポは長鉢に入れるときれいな直根を作れる。中に大きめの軽石や鹿沼土等を混ぜると根が曲がって育つ要因となるため留意すること。


【肥料】

NPK比率が同一の液体肥料を使用。主に春の芽出し後、真夏の成長期、秋の成長期終盤に規定量より薄めて使用。時期は決めているが回数は決めておらず植物の様子を見ながらブーストとして使用している。なお置肥について腐葉土を混ぜているため使用しない。仮に置肥するならマグァンプKをごく少量混ぜることを推奨する。


2022パキポ

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Pachypodium eburneum 
seeding 3 years old

どうも引っ越してから園芸モチベが落ちてます。もしかすると1年ぐらいこのままかもしれません。

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植物は元気です。ただ日照時間が以前と比べて4時間ほど減っており生育も緩慢です。夏至に近づくに連れて日がさす時間帯も減っておりおそらくピーク時は6時間ほどになるでしょう。なので徒長しないように土が完全に乾いてから一日後に水をやっています。元々ゆっくり育つ植物ですし緩慢に育つこと自体は構わないんですが徒長しそうなのが本当に嫌です。徒長するようなら塊根はやめようかと思ってます。

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バンデリなんとか。未だに名前覚えてない。日照が弱いと上に徒長するイメージだったんですがうちの個体は普通に育ってます。どちらかというと風が重要っぽいですね

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エニグマチカムです。こちらも徒長せず。ゆっくりですが成長しています。

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マカイエンセ。やはりゆっくり。一応表皮が割れてきました。



参考までに去年の今頃のデータです。

比較すると現時点ではそこまで差がついてないようです。おそらく今年の秋頃にはこの環境でどの程度遅れるかはっきりするでしょう。


実生もぼちぼちやってます。ただ発芽しないですね~……。どうも乾燥しやすいらしく種がすぐ乾いてダメになる。覆土すると今度はカビるし…。今までと同じやり方では駄目みたいです。あとウクライナの影響か知りませんが種子が高い。またグラキリス育てようかと思ったんですが種子すら買えやしない。困りました。そんなこんなで園芸モチベだだ下がり。なので今後しばらくは付かず離れずの精神でやっていこうかと思います。

実生マカイエンセの植え替え

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チビマカイエンセ。全部去年実生した個体。今までならもっと育ってるんですがね。環境変わってろくに世話できなかったこともありあまり育たず……。最もグラキリスを20実生した時も同じ環境で結構差が出てましたから個体差の範疇かもしれません。

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将来有望な子。この子は一軍として丁寧に扱う予定。


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今回から実生個体は2体残すことにしました。1体だと例のグラキリスみたいに悲劇が起こったときのリスクヘッジができないのと花粉親としてほしいからです。2体いれば毎年種子とれそうですし。種子取れればそれを収入源として新しい植物の種子を買うことができます。今年からきちんと利益を追求するということもテーマとしてやっていきたいと思っています。

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タイトルからは逸れますがウィンゾリーも植え替えました。グラキリスなどと比べると成長が非常に遅いですね。もしかするとブレビカウレ以上に遅いかも。もっと熱い地域なら爆発的に成長するのかもしれませんが、私の地域では遅鈍な成長速度です。ただ根の部分を見ると確実に成長してきてるのでいずれかの段階でブレイクスルーがあるかなと。もちろん作落ちしない前提で。

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先週の土曜日のショット。またパキポコレクション増やしたいですな。

やっぱり塊根が好き

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涙が出るほど懐かしい姿と形


買っちゃいました。恵比寿笑い。あんなに苦しみながらほとんどの塊根を手放したのに。どうして……。

近所の園芸店にフラっと気分転換兼ねて入ったんです。その日は珍しく快晴でわたしは特に買うつもりはなかった。一年草でも物色して帰ろうかと。で、あったんです。ハウスの奥に。カクタス長田さんのちょっとレアな多肉植物シリーズが。ドンと鎮座してたんです。懐かしい姿と形、私の脳がこれらを認識した瞬間に理性が吹っ飛びました。1分後にはカゴに入れてレジに並んでましたよ。
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一緒に買ってきたユーフォ アンボボンベンシス。自生地のこと考えるとちょっとレアどころではなくてURぐらいな気がしますが……。ちなみに雌雄さえ揃えば結実は用意で増やしやすいらしいです。

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同じ一緒に買ってきた札落ち原シク。おそらくコウムでしょう。良心的なお値段してたので買ってきました。

こうやってかつて育てていた種類が帰ってきて嬉しい反面、ここで育てられるかなと一抹の不安を覚えたり。南向きですけど一階なのでね……。目の前にマンションがあって日がさす時間が少し遅いのです。おそらく育てられるだけの日光はあると思うんですが以前と比べると遅くなるかなと。特に日光を要する種類のパキポだと徒長しないか不安です。大丈夫だと思うんですけどね~。

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ちなみに現在絶賛大規模修繕中。ベランダに布がかけられてます。おかげで貴重な日光が遮られる……。日照がどれくらい入るのか正確な測定もできず困ってます。

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ベランダの植物たちは棚ごと布が隅に寄せてます。こちらは東側になってるので午前中は日光が入ります。

4月頭には終わるということで夏型の植物には影響なさそうなのが幸いでしょうか。雨天が続くと長引くらしいのでなんともですけど……。早く終わることを祈りたいと思います。

グラキリスの最後

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腐りました。私が種から育てて大事に大事に栽培してきたグラキリスが。

原因はどうやら蒸れのようです。今年分岐して成長点に葉が密集していたところに8月の長い大雨で念入りに蒸されてしまったらしい。

根はしっかりしていて生きてたために発見が遅れました。成長点が黒ずんだあたりからおかしいと思ってカットしてればきっと助かったでしょうね……。良型の株だったから下手にいじりたくなかったんです。

本当にショックで。園芸モチベがものすごく下がりました。

また実生して選別してもまた2年半かかります……。この個体は2年前に私が選別したパッツンパッツンの良型だったんです。同期は既に処分してしまったのでいません。

もうしばらく立ち直れそうにないです。しばらく塊根のことは考えないで過ごします…………。

夏の実生 2021

今日は晴れでした。午前までは。

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今回は8月頭に実生したアデニウムとパキポディウムの記事です。
なぜ8月に種を蒔いたといいますとこの時期って日差しが強いから実生苗が徒長しにくいんですね。暑いから気温の急低下で枯れることも有りませんし。なので私は大体5月頭か7、8月に蒔くんですよ。

今年も短く育てたかったから8月頭に蒔きました……例年通り肌を焼きながら育てるつもりでした。なのに今年はパキポが発芽するちょっと前から雨!雨!雨!酷すぎる!おかげで伸びてます。

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これはカクチペスの鉢です。パキポの中では少しマイナーな種類なので知らない方も多いと思うんですが、この種類ってパキポの中で最も日照を食う種類なんですね。日照が足りなくなるとすぐ徒長します。おまけに脇芽を出しやすい種類なので綺麗に作り込むのが難しい。だからこそ日照が強い8月頭を狙ったんですが。連日の雨でのびのびです。これ作り直せるかなあ…。

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謎の新種エニグマチカム。日照不足でちょっと縦に伸びてますが作り直しが効く部類だと思います。日照要求量は恵比寿笑いやブレビカウレと変わらない感じですね。

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これはマカイエンセ。これも日照そこまで要求しないのかあまり徒長してないですね。ただマカイエンセに関しては扁平で横に広がる樹形が魅力だと思ってるのでほんの少しでも徒長させたくない…。ブレビカウレ並みにペチャンコに育てたいと思ってます。

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これはバロニー。ウィンゾリーとの違いを確かめるために買ってみました。雨に当てても全然倒れないので丈夫な印象。ウィンゾリーと比べるとバロニーは発芽直後から細長いですね~。最も連日の日照不足で伸びたのもあると思いますが…。大型種だけあって成長も早い(気がする)

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タイ産オベスム。昨年手に入れてたワイルドオベスムとの違いを確かめるために播種した奴ら。違いは未だわからず。原種オベスムはパキポのビスピノーサムやサキュレンタムのような完全に地中性の塊根なのでもしこの子達がハイブリッドなら地下部は発達せず、地上部と地下部が均等に育つはずです。

出来ればより正確な検証をするためにアラビカムの種も欲しいんですが。どこにも売ってないですね~。どなたか所持していたらウチの実生パキポとトレードしてください。

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謎のライトグリーンの個体も順調に育ってます。葉緑素自体はあるみたいで日に当てたら葉の色が濃くなりました。せっかく綺麗な色してるのでこのまま維持したいところ。
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