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雪白した射影

好きなものについての備忘録

多肉・サボテン

Othonna triplinervia

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Othonna triplinervia


買いました。オトンナトリプルネルビアです。前も育ててたんですよね。この種は。

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在りし日の姿。

出典元

まあ引っ越しのときにヤフオクで売り飛ばしたんですが……。本当にすごく気に入ってたんですけど。大きくなってしまって入り切らないなあということで。売ってしまいました。約1年前に。

正直ヤフオクで塊根を売ってしまったことは後悔しています。まあ確かに仕方がなかったですがほぼすべて売り飛ばすのはやりすぎたと。この種に限っては大きくなってたんでまあしょうがなかったんですけどね。でもやっぱ手元に置きたかったので買っちゃいました。しかも2鉢。

2本買って増やそうって魂胆です。最近思うんですが至高の1株、いわゆる標本株を目指そうと思うとどうしても数が必要なんですね。自分で良型同士を掛け合わせて実生してその中から更に選抜する作業が必要。なので2本。この種は剪定で作り込むので要らないかな~とも思ったんですがやすかったので(1つ1000円!)買っちゃいました。

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そのままにしておくと存分に伸びやがるので剪定して枝を増やすのがおすすめ。
買うなら特に下部に成長点ができてる個体がおすすめです。

ちなみにこの種は大きくなると潰れたお餅みたいな形になります。他に類を見ない特異な塊根でして。結構おすすめな種だったりします。性質もとにかく丈夫ですし。気をつける点と致しましてはこの種はオトンナなんですが、少々特異な性質でしてどちらかというと夏型に近い春秋型の動きをします。夏でも落葉しないですし普通に育ちます(若干成長速度は落ちる)慣らしてある株なら直射日光でも耐えます。特に動きが活発になるのが春と秋。グイグイ伸びます。あと水が好き。基本的に鉢植えなら剪定して作る(と思う)植物ですので多少徒長しても切れば問題ないです。

この辺のサイトに乗ってる画像が参考になると思います。

http://www.bihrmann.com/caudiciforms/subs/oth-tri-sub.asp
https://forum.bcss.org.uk/viewtopic.php?t=162428
https://lifestyleseeds.co.za/product/othonna-triplinervia/

日本ではまだまだマイナーな種なんですがもっと知名度上がってほしいですね~。

2022パキポ

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Pachypodium eburneum 
seeding 3 years old

どうも引っ越してから園芸モチベが落ちてます。もしかすると1年ぐらいこのままかもしれません。

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植物は元気です。ただ日照時間が以前と比べて4時間ほど減っており生育も緩慢です。夏至に近づくに連れて日がさす時間帯も減っておりおそらくピーク時は6時間ほどになるでしょう。なので徒長しないように土が完全に乾いてから一日後に水をやっています。元々ゆっくり育つ植物ですし緩慢に育つこと自体は構わないんですが徒長しそうなのが本当に嫌です。徒長するようなら塊根はやめようかと思ってます。

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バンデリなんとか。未だに名前覚えてない。日照が弱いと上に徒長するイメージだったんですがうちの個体は普通に育ってます。どちらかというと風が重要っぽいですね

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エニグマチカムです。こちらも徒長せず。ゆっくりですが成長しています。

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マカイエンセ。やはりゆっくり。一応表皮が割れてきました。



参考までに去年の今頃のデータです。

比較すると現時点ではそこまで差がついてないようです。おそらく今年の秋頃にはこの環境でどの程度遅れるかはっきりするでしょう。


実生もぼちぼちやってます。ただ発芽しないですね~……。どうも乾燥しやすいらしく種がすぐ乾いてダメになる。覆土すると今度はカビるし…。今までと同じやり方では駄目みたいです。あとウクライナの影響か知りませんが種子が高い。またグラキリス育てようかと思ったんですが種子すら買えやしない。困りました。そんなこんなで園芸モチベだだ下がり。なので今後しばらくは付かず離れずの精神でやっていこうかと思います。

実生マカイエンセの植え替え

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チビマカイエンセ。全部去年実生した個体。今までならもっと育ってるんですがね。環境変わってろくに世話できなかったこともありあまり育たず……。最もグラキリスを20実生した時も同じ環境で結構差が出てましたから個体差の範疇かもしれません。

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将来有望な子。この子は一軍として丁寧に扱う予定。


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今回から実生個体は2体残すことにしました。1体だと例のグラキリスみたいに悲劇が起こったときのリスクヘッジができないのと花粉親としてほしいからです。2体いれば毎年種子とれそうですし。種子取れればそれを収入源として新しい植物の種子を買うことができます。今年からきちんと利益を追求するということもテーマとしてやっていきたいと思っています。

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タイトルからは逸れますがウィンゾリーも植え替えました。グラキリスなどと比べると成長が非常に遅いですね。もしかするとブレビカウレ以上に遅いかも。もっと熱い地域なら爆発的に成長するのかもしれませんが、私の地域では遅鈍な成長速度です。ただ根の部分を見ると確実に成長してきてるのでいずれかの段階でブレイクスルーがあるかなと。もちろん作落ちしない前提で。

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先週の土曜日のショット。またパキポコレクション増やしたいですな。

植え替え

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今年からパキポは上記のような浅鉢に変更することにしました。理由はいくつかありますが主要なものを列挙すると

・徒長防止のために水切れを良くしたかった
・風が強いから長い鉢だと倒れる
・場所を取らない。普通に植えるより小スペースで栽培できる
・用土を減らすことによるコストダウン
・根の成長を制限できる。硬作り向きそう

などなどが理由です。特に硬作りというのが重要で、4年目以降の開花する大きさのパキポってうちだと終日日照を与えていても徒長してしまうんですね。なのできちんと鉢サイズを上げつつ水を切りやすい構造とはなにか……となったときに思い当たったのがこれでした。

ちなみにそのまま植え替えたら入らないのでそこそこ根を切ってます。


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上記とは対象的に浅鉢では無理なやつ。
アデニウムワイルドとして入手した種子の2年後。実生2年目でこれ。かなり成長早い。いわゆる塊茎ではなく塊根なので埋めないと芋が太らないのではないかなあと思います。長鉢使わないと育てられないところが困りもの。場所取るから使いたくないんですよねえ。

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とまあこんな感じでぼちぼち植え替えてます。ベランダも遮光状態から開放されました。一時期はベランダにすら出れない状況だったんですけども……ほんと棚と植物全部部屋に入れたから大変でした。球根と山野草が若干徒長したぐらいで被害が済んだのが幸い。

足場の解体はもう少し先みたいです。日が遮られるから早くしてほしいんですけどね。

グラキリスの最後

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腐りました。私が種から育てて大事に大事に栽培してきたグラキリスが。

原因はどうやら蒸れのようです。今年分岐して成長点に葉が密集していたところに8月の長い大雨で念入りに蒸されてしまったらしい。

根はしっかりしていて生きてたために発見が遅れました。成長点が黒ずんだあたりからおかしいと思ってカットしてればきっと助かったでしょうね……。良型の株だったから下手にいじりたくなかったんです。

本当にショックで。園芸モチベがものすごく下がりました。

また実生して選別してもまた2年半かかります……。この個体は2年前に私が選別したパッツンパッツンの良型だったんです。同期は既に処分してしまったのでいません。

もうしばらく立ち直れそうにないです。しばらく塊根のことは考えないで過ごします…………。

夏の実生 2021

今日は晴れでした。午前までは。

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今回は8月頭に実生したアデニウムとパキポディウムの記事です。
なぜ8月に種を蒔いたといいますとこの時期って日差しが強いから実生苗が徒長しにくいんですね。暑いから気温の急低下で枯れることも有りませんし。なので私は大体5月頭か7、8月に蒔くんですよ。

今年も短く育てたかったから8月頭に蒔きました……例年通り肌を焼きながら育てるつもりでした。なのに今年はパキポが発芽するちょっと前から雨!雨!雨!酷すぎる!おかげで伸びてます。

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これはカクチペスの鉢です。パキポの中では少しマイナーな種類なので知らない方も多いと思うんですが、この種類ってパキポの中で最も日照を食う種類なんですね。日照が足りなくなるとすぐ徒長します。おまけに脇芽を出しやすい種類なので綺麗に作り込むのが難しい。だからこそ日照が強い8月頭を狙ったんですが。連日の雨でのびのびです。これ作り直せるかなあ…。

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謎の新種エニグマチカム。日照不足でちょっと縦に伸びてますが作り直しが効く部類だと思います。日照要求量は恵比寿笑いやブレビカウレと変わらない感じですね。

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これはマカイエンセ。これも日照そこまで要求しないのかあまり徒長してないですね。ただマカイエンセに関しては扁平で横に広がる樹形が魅力だと思ってるのでほんの少しでも徒長させたくない…。ブレビカウレ並みにペチャンコに育てたいと思ってます。

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これはバロニー。ウィンゾリーとの違いを確かめるために買ってみました。雨に当てても全然倒れないので丈夫な印象。ウィンゾリーと比べるとバロニーは発芽直後から細長いですね~。最も連日の日照不足で伸びたのもあると思いますが…。大型種だけあって成長も早い(気がする)

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タイ産オベスム。昨年手に入れてたワイルドオベスムとの違いを確かめるために播種した奴ら。違いは未だわからず。原種オベスムはパキポのビスピノーサムやサキュレンタムのような完全に地中性の塊根なのでもしこの子達がハイブリッドなら地下部は発達せず、地上部と地下部が均等に育つはずです。

出来ればより正確な検証をするためにアラビカムの種も欲しいんですが。どこにも売ってないですね~。どなたか所持していたらウチの実生パキポとトレードしてください。

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謎のライトグリーンの個体も順調に育ってます。葉緑素自体はあるみたいで日に当てたら葉の色が濃くなりました。せっかく綺麗な色してるのでこのまま維持したいところ。

個人的なパキポディウム実生方法

実生を初めて早3年。
今回は個人的な記録を兼ねて個人的な実生のやり方について書いていきたいと思います。

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今回扱うPachypodium enigmaticum
2014年発表の新種

今回扱う植物はパキポディウム(とアデニウム)なのでパキポディウムの実生方法と題しましたが、他の植物も同じようなやり方で大丈夫だと思います。少なくとも私は今回紹介するやり方で山野草類などを度々実生しておりますが上手く発芽して育っておりますので。土の配合等を変えれば他の植物にも使えると思います。基本的にジャンルが違っても植物である以上実生の基本は同じです.。

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エゾマツムシソウ Scabiosa japonica var. acutiloba
今回と同じやり方で去年の冬に播種。


まずどこから播種用の種子を入手するか。
私は基本的にヤフオクから入手しています。よっぽどの珍種でなければ大抵の種類はここで手に入ります。特に自家採種の種子がおおすすめ。親株の顔も見れますし発芽率も高いです。多少高くても自家採種と表記されている種子を買うのがオススメ。

相場ですが種類によって値段が変動するのでなんとも。ただ大抵の種類なら1000円、高くても3000円程度あれば落札できます。参考までに上記のエニグマチカムは5粒/1000円でした。

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ヒゴスミレ Viola chaerophylloides var. sieboldiana
スミレ類は株の寿命が短いため実生更新が必須

播種時期ですが気温が上がり始めるGW終わり頃がベストです。梅雨時期に入ると雨で温度が下がるため(いわゆる梅雨寒)発芽率が下がります。GW直後なら寒の戻りはありませんし梅雨に入る頃には苗もしっかり根を張り雨に耐えられるレベルになっています。私は春から実生した場合この時期から腰水をやめ雨に当てています。水やりの手間も省けますしガッツリ育つ(気がする)ので。本当は水やりが面倒くさいだけ


ベストは春ですが夏に実生しても大丈夫です。春ほど大きくはなりませんがきちんと面倒見れば冬越しできる程度には大きくなってくれます。夏に実生した場合は本葉が出て、肌が木質化を確認した段階で腰水を切っています。

山野草や湿生植物等、湿原に生息する植物の場合は1回目の植え替えをするまで腰水する場合もあります。パキポに限らず腰水が切る場合は水切れで枯れないよう細心の注意を払ってから切ってください)

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私達が手に入れる大半の種子は輸入種子と呼ばれる外国で採取されたものです。これをナーセリーが発送し面倒な検疫を経て、出品者の手を経由し私達の手元まで来ています。大抵の輸入種子は上記の工程を辿るうちに水分が抜け大抵はカスカスのミイラ状態です。

そんな種子を好適温の土に播種するとどうなるか。大抵の種子はカビます。せっかく苦労して手に入れた種がカビに侵されて死ぬのです。残念ながら侵食された種子はほぼ発芽しません。一応カビた種子から発芽したことは過去に1回だけあったんですが。ほとんどは全滅しましたので……。種子がカビないことに越したことはないわけです。


ではどうすればカビないか。そんなときに活躍するのが上のベンレート水和剤。これの水溶液を実生床に撒いておけば大丈夫です。

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まず10リットルの水にベンレート水和剤を一袋溶かします。昔はもうちょっと濃い濃度でやっていましたが薬害が怖くなったので最近はこの濃度でやっています。もっと濃くても大丈夫だとは思いますが。この辺りはお好みで。


次にベンレートを撒くための用土を用意します。

実生の場合、土をどうするかというのも選択肢になります。普段と同じ土に播種するか、植え替え前提で実生用の柔らかい土を使うのか。人によってはキッチンペーパーに播種するなんて人もいますね。発芽したらそのまま植えるのだとか。私の場合は育成用の土にそのまま播種してます。別に実生用の土を用意するのは面倒なので。私のようなズボラな人にはおすすめです。


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鹿沼土中粒、鉢底石代わりに使用

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ゴールデン粒状培養土(多肉用):赤玉土:鹿沼土:腐葉土=1:1:1:1


実生用の鉢ですがこれも適当なもので良いと思います。私は手軽に手に入るポリポットを利用してます。これに鉢底石を詰めて上記の配合の土を入れていきます。

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土を入れるとこんな感じ。私はこの状態で一度微塵を抜いてます。

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バーミキュライト:ゴールデン粒状培養土=1:1


物によっては表土にバーミキュライトを混ぜてます。特に細かい種子なんかはそのまま蒔くと隙間に落ちてしまうので……。今回の播種したエニグマチカムは種子が小さめだったのでバーミキュライトを混ぜました。

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上記の工程を経て、完成した用土がこれです。この用土に先程用意したベンレート溶液を一度通します。このタイミングで熱湯消毒をする方なんかがいらっしゃるみたいですが私はやりません。ベンレートだけで十分カビ対策できますので。(ベンレート撒いておけばほぼカビない)

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この時点で種子を播種します。今回播種するパキポディウムは好日性なので表土に置くだけで大丈夫です。発芽したら根が勝手に潜りますので。埋めても発芽しますが苗が徒長しますので私はオススメしません。

時間があればここで播種する前に30分ほど水につけても良いかもしれません。私は面倒なのでやりませんが……。ちなみに水の代わりにメネデールにつけるなんて人もいますね。これもまたお好みだと思います。

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播種が終わったら先程のベンレート溶液で腰水し、雨のかからない軒下等に置いて水を切らさないように管理します。運が良ければ3日~1週間ほどで発芽してきます。よほど新鮮な種子ではない限り発芽するかどうかは運です。日頃の行いを正して祈りましょう。


ちなみにこのタイミングで鉢にラップする方もいるみたいですが。私はラップしたところカビるやら徒長するやら散々だったのでやめました。このように開放してても水さえ切らさなければ発芽するので問題ありません。水が切れそうで不安な方はラップしても良いでしょう。

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つい数日前発芽したpacypodium catipes

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adenium obesum
強光で肌が焼けている。肌が焼けた苗は他の苗より木質化しやすい
アデニウムはパキポの育て方が通じるし丈夫で発芽率も良い。初心者にオススメ。


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発芽した苗に1つだけ白い葉を持ってる個体が出現。
このような変異体の出現も実生の楽しみの1つ


発芽した場合は雨が当たらず終日直射日光が当たる場所に置きましょう。パキポやアデニウムなら発芽したばかりの苗でも大丈夫です。肌が焼けますがすぐに順応しますので問題なし。ただ明るい日陰に生えてる種類なんかはやめたほうが良いですね。この辺は種類に合わせて調整してください。

よくパキポは雨ざらしで育てるとガッツリ育つと言いますがこの時点で雨ざらしにすると根が浮いてまず死にます。やめましょう。雨ざらしにするのは根がしっかり育ってからです。

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カクチペスと同じタイミングで播種したPachypodium makayense
ようやく発芽。種類や鮮度によって発芽のタイミングにバラツキがあります。

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pachypodium gracilius
実生2年

今回取り上げたパキポディウムやアデニウムの仲間は成長が早くしっかりと世話をすればすぐに大きくなります。そしてこのような方法で得られたのが上のグラキリスです。現在2年生。完成された現地球も良いですがこうやって自分の手で憧れの種類をじっくりと育て上げるというのもなかなか乙なものだと思います。

種子なら上記に記したように1000円程度で手に入りますしお手軽にチャレンジできます。時間こそかかりますが、手に入れにくい希少な種類も種子なら簡単に手に入りますし、おまけに上手く育てれば希少種を量産できます。また自分の手で1から育った苗は他のどんな植物より愛着がわきます。このブログを読んで気になった方、ぜひお気に入りの種類の実生にチャレンジしてみてください。

似た者同士

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Euphorbia pachypodioides

最近某フリマアプリで買ったパキポディオイデスです。マダガスカルのアンカラナ保護区のごく一部に自生する希少種です。人気はある方だと思うけどあんまり見ないユーフォルビア。(マイナーの中のメジャー?)同じところに似たような柱状ユーフォルビアが生息しているらしいですが、でっぷり太るのはコイツだけじゃないでしょうか?

小さくて木質化してないのでおそらく国内実生個体。前々から気になってたので今回思い切って買ってしまいました。管理ですがパキポと同じように育ててます。ただしユーフォルビアらしく根張りが弱いのでパキポより水の回数は若干多めです。あまり乾かさないほうが無難でしょう。


ちなみにこの個体、見ての通りクソ細長いです。画像はもっと短い個体だったんですけどね。植え替えたら徒長部分思いっきり埋められてました。そういうことなら説明文に書いておいてくれよなあ………。

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Pachypodium baronii var. windsorii

せっかくなのでウィンゾリーです。自生地こそ違いますが似たようなところに住んでます。

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似てる…似てない?自生地は違うんですけどねえ。これぞ収斂進化の賜物
特に両方とも徒長して細長いところが似てる。もっと太ってくれてもいいんだよ。
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Pachypodium decaryi

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Pachypodium ambongense

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似た者同士というとこちら。左がデカリー、右がアンボンゲンセ。どちらも枝を伸ばしてから基部がボトル状に太るタイプです。花が白い点も共通しています。どちらもレウコポディウム節に分類されるパキポディウムで遺伝子的にはまあまあ近いと思います(諸説あるらしい。近いといえば近い)

どうやらこの二種類は自生地が近く自然下では交雑種も見受けられるそう。開花したらぜひ種を取って再現してみたいと思ってます。

光堂の新芽

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Pachypodium namaquanum

ようやく新芽が出てきました。7月頭に植え替えたのですがこの時点で根が動いてたので植え替えるならベストは6月辺りかなと思います。サイクルとしては4月から6月まで休眠。7月から根を伸ばして8月から3月まで新芽出して成長という形でしょうか。ナマクアナム(光堂)が秋冬型と呼ばれる所以ですね。

ちなみに管理は他のパキポと同じように強光と雨に当ててます。繊細そうな見た目ですがそんなことはないっぽいです。非常に丈夫です。まだ半年も育ててないのでなんともいえないのですけど、ブレビカウレ(恵比寿笑い)のほうがよっぽど繊細な印象受けます。他に特筆すべきところといえば成長が遅いところぐらいでしょうか。成長速度はブレビカウレと同じくらいですね。のんびりしてます。

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Pachypodium densiflorum

最近某オクで落としたデンシフローラム。おそらく頭が三分岐する典型的なタイプ。

ガッツリ作られてる実生株があったので落としちゃいました。徒長もしてないですし背丈もずんぐりむっくりで非常に良い個体だと思います。きっと出品者の方がしっかり管理なさってたんでしょうね。

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とてもちっちゃい。かわいい。順調に行けばデンシフローラムは再来年に開花しそうです。あとはいかに丈を短く作り込むかですね……。

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Pachypodium rosulatum var.gracilius

ついでのグラキリス。夏ですがちょっとずつ太ってます。特に側面が太ったかな。秋になったらまたブーストかかって一気に太ると思います。

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キレイに四分岐。分岐して以来少しずつ水を減らしてます。なんでも枝が出てきたらちょっとずつ水を減らすのがキレイに作るコツなんだとか。(屋外で強光と雨に当てること前提の話です)

というわけでウチの実生軍団も実践中。ついつい甘やかしそうになりますが我慢してます……。効果の程はまたブログで後ほど記録します。

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さらについでの記録。

性懲りもなく、しかも盛夏のこの時期にまたパキポの種子を蒔きました。実生楽しいんだよな……。今年は我慢してほとんど蒔いてこなかったんですが……結局我慢できずに。ごらんの有様です。

パキポとアデニウム、あとはサボテンを少々。ユーフォルビアなんかも種子が手に入れば蒔いてみたいのですが何分手に入らないので出来たらと言った感じ。まだまだ欲しいパキポがあるのでもう少し余裕があれば今年蒔くかもしれません。発芽状況とかその辺は落ち着いたら載せるかもです……。

左右非対称

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Pachypodium brevicaule


これは恵比寿笑いです。

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これは一体なんでしょうね。気がついたら抉れてました。前回の記事見直したらなかったのでこの1ヶ月の間についたかと思われます……。ちょっと凹む。



前回の記事はこちら


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これ反対側です。普通に成長点あります。

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もう一度見てみましょう。………見事に抉れてますね~。

大きくなるにつれてボコボコ成長点が湧き出るタイプの植物なのでおそらくいずれは気にならなくなる、とは思います。とはいえまだまだ小さいですから目立ちますし私はとても気になるのです。

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ほぼ1ヶ月前の写真

なんなら成長点が別に増えてもいいと思うんですけどね。残念ながらこの子は増やすつもりないようで。

植物体に対してそこそこ大きな傷ですが成長には支障ないようです。丈夫ですね。ここまで大きくなってるとちっとやそっとの傷で枯れないようです。実生1年目でこの傷なら確実に枯れてましたね。

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実はコイツも一度成長点が抉れたことがある。コイツの場合はまた成長点生えてきたけど。


よく繊細と言われる恵比寿笑いですが、私の感触としてはかなり丈夫だと思います。特に実生1年以上経過した株は頑健です。確かにグラキリスやデンシフローラムに比べると若干暑さに弱かったり、成長速度が遅かったりするのですが、問題にはならないレベルです。

一度根をしっかり張ってしまえば安心ですね。逆に根を張ってないと調子崩しやすい傾向が見受けられますので植え替えしたばかりの株は目をかけたほうが良いかなと思います。

白花恵比寿笑いも性質の上では大体同じ。あっちのほうが若干丈が高くなります。どちらが好きかは好みだと思いますね。私は普通の恵比寿笑いが好きなので白花は手放しちゃいましたけど。

※あくまで実生株の傾向です。現地球は別。


まあそんな感じで……。抉れちゃったものはしょうがないのでしばらく様子見ていこうかなと思います
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