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Boophane disticha


ブーファンです。決してハゲ散らかした玉ねぎではありません。2020年の秋口にヤフオクで入手した個体です。ウィンゾリーと同時期ぐらいでしょうか。適当に入れておいたら落札できた個体。

ブーファンと言えば外せない話題に夏型冬型論争があります。この子は南アフリカの東ケープ州、西ケープ州は両方に分布してるんですが、またこの地域は東西で夏と冬の降雨期が相違があり、東ケープ州は夏に降水し、西ケープ州は冬に降水します。西ケープ州には冬型種(サルコカウロンやらリトープスやらエリオスペルマムとか色々)が生育し、東ケープ州には夏型種が生育します(こっちは何がいるかしらん)


要は生えてた場所が東か西で夏型か冬型か成長期が変わるという話なんですが。

この子、冬はフッサフサだったんですね。寒風や秋雨に当ててもピンピンしてたし。で蒸し暑くなってきたら落葉したのでほぼほぼ冬型だと思ってたんですが……。

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生えてきた。葉が。しかも1枚偶然に生えてきたとかじゃなくて次の葉もスタンバイしてます。一体どっちなんでしょうねえ……。州境とかもありかと思いますけど。そもそもこのブーファン国内実生っぽいから休眠期という概念がないのかもしれない。


※もしくはまだ小さいから休眠せずにずっと動いてるとか。休眠するにも体力いりますから株が小さいと休眠しませんよね〜。

あと葉が枯れた件についてですが、もしかすると冬にでた葉が強光で焼けただけなのでは?とも思ってます。適当に育てていたので葉が本当に焼けたのかどうかわからず。要検証。(聞いた話によるとブーファンは葉が焼けやすいらしい。真偽は不明)
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ちなみに私は球根を全部埋めてます。球根を露出させて観賞する趣味はないので。最も露出させても塊根部(正確には球根)が小さいので面白くないんですよね~。なので我が家では "塊根植物" ではなくアフリカの "球根植物" として育てます。

やっぱり埋めたほうが機嫌良いですね。特に工夫もなく表面が乾いたら水やるだけの脳死管理ですが特に問題が起こったことありません。酷暑にも酷寒にも強い。かなり強靭な植物なのでは思います。おそらく球根を露出させて育てたらもっとデリケートな性質になるんじゃないでしょうか。

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まだまだ小さいサイズですが4号ロング鉢に植えてます。これ大きくなったらどうなるんでしょ。10号鉢で収まるのかなあ。ちょっと将来不安ですね。最もそんなに大きくなるまで生きてるかどうかわかりませんけどね